バイナリーオプション初心者向け ボリンジャーバンドの取引で勝率を上げる攻略方法!

テクニカル分析

今回は為替相場取引でポピュラーな手法の1つ、“ボリンジャーバンド”についての記事となります。

バイナリーオプションは為替相場取引なので、テクニカル分析が有効です。ただ、移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、どの手法にしても“だましサイン”が存在します。

セオリーどおりに取引をしても上手くいかなくて、ネット上の情報は嘘じゃないの? と疑問に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

今回はボリンジャーバンドで取引をしていて、上手く利益を出せていない人に向けて、めちゃくちゃ簡単な攻略方法をお伝えします。

目次

ボリンジャーバンドとは

そもそもボリンジャーバンドとは、トレンド分析(トレンド転換)に優れたインジケーターになります。

ローソク足のチャートにかぶさるように5本のラインが見えると思います。中央の線が“移動平均線”で、中央の移動平均線より外側にある線が、“統計学から導いた移動僅差(σ)”を表示しています。

ボリンジャーバンド概要
中心に過去N日間の単純移動平均線(通常は20日間)
上部に単純移動平均線 + 標準偏差(σ)
下部に単純移動平均線 – 標準偏差(σ)

ボリンジャーバンドは主に、“逆張り”に利用されるテクニカル分析です。

ボリンジャーバンドは、よく逆張りに利用されているのですが、順張りでも利用可能です。

次ぎはボリンジャーバンドの特性と取引方法について記述します。

 

ボリンジャーバンドの特徴と取引方法

ボリンジャーバンドはよく“逆張りトレード”に使用されるテクニカル分析です。

逆張りに使用されている理由は、ボリンジャーバンドの特性になります。

相場が正規分布である場合は、ローソク足の終値が以下の確率で各バンド内に収まるとされています。

ボリンジャーバンドの特性
ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3%
ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4%
ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7%

上記確率がどう逆張りに使用可能なのか、簡単に説明すると、

“インジケーター内に±1σ・±2σ・±3σを表示し、±2σのラインにローソク足がタッチしたらタッチした方向と逆にエントリー(逆張り)”をするのがボリンジャーバンドでの主な取引方法になります。

つまり、ボリンジャーバンドの取引方法は、“±2σのバンド内に収まる確率が、約95.4%もある事から、±2σにローソク足がタッチしたら、タッチした方向と逆にエントリー”をするだけです。

では、実際にチャートの動きをみていきましょう。

 

実際のチャートの動き

ボリンジャーバンドの取引方法は、±2σにローソク足がタッチしたらタッチした方向と逆にエントリーをするというものです。

では、実際にチャートが取引方法のように動いているのかみてみましょう。

画像をご覧になって頂くと、実際に±2σ(青色のライン)にローソク足がタッチした後、逆方向にチャートが動いているのが分かると思います。つまり、セオリーどおりに取引をするだけで利益に繋がるという事です。

ただし、ボリンジャーバンドで取引をする注意点が御座います。

 

ボリンジャーバンドで取引をする注意点

ボリンジャーバンドの取引は、±2σにローソクがタッチしたら、タッチした方向と逆にエントリーをするというものです。

かなり簡単な取引手法なのですが、何も考えずに2σにタッチしたから逆張りでエントリーだ! と、IQ2の状態で取引を行うと痛い目にあいます。

というのも、ボリンジャーバンドには〝だましサイン〟が存在していて、万能ではないからです。

「5分足のチャートで見て、±2σにタッチしたから逆張りをしよう! あれ? セオリー通り動かない! 何で? ちゃんとセオリー通りにエントリーしたのにどうして?」という経験をした事があると思います。

理由は上位足の確認を怠っているからです。

下位足では±2σにタッチしていても、上位足でみたらタッチしていない、もしくはチャートが同じ方向を向いていないという事が原因になります。上位足の確認がなぜ大事なのかというと、下位足の集積が上位足になるからです。

上位足の方が信頼性が高いので、上位足の確認は大事なんです。ボリンジャーバンドでエントリーする際の注意点は“上位足・下位足の確認”になります。

ボリンジャーバンドでの勝率を上げる為に必須なので、必ず上位足と下位足の確認を行ってください。

上位足・下位足の確認なんてしたくない! という人がいたら、ボリンジャーバンドのほかに、インジケーターを表示させて他の根拠を追加するようにしましょう。

 

ボリンジャーバンドで勝率を上げる方法 まとめ

ここまでご覧頂き誠にありがとう御座います。
今回のボリンジャーバンドでの取引についてはいかがでしたでしょうか。

私が教えている生徒さんの中にも、ボリンジャーで±2σにタッチしたのにセオリー通りにチャートが動かないと仰っている人がいました。原因は“上位足・下位足の確認をしていなかったから”になります。

ボリンジャーバンドは逆張りをする際に、凄く便利なインジケーターですが、万能ではありません。

しっかり上位足・下位足の確認をしたり、他のインジケーターと併用して根拠を追加したり、だましサインに騙されないように対策していきましょう。

以上で今回の記事を終わりにします。
ありがとう御座いました。

コメント

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