テクニカル分析 AUTOPIVOT(ピボットラインインジケーター)はバイナリーオプションに向いてる?

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今回はレジサポラインを自動で引いてくれるインジケーター、AUTOPIVOTはバイナリーオプションに向いているの? という内容になっています。

AUTOPIVOTは自動でラインを引いてくれる、凄く便利なインジケーターです。ですが、果たしてバイナリーオプションで利用できるのか、インジケーターが出すサインの信憑性はどのくらいあるのか、といった点を解説していきます。

使いこなす事が出来たら便利なインジケーターなので、是非ご覧頂けたら幸いです。

目次

AUTOPIVOT(オートピボット)とは

AUTOPIVOT(オートピボット)とは、MT4のチャート上にピボットラインを自動で表示してくれるインジケーターの事になります。ピボットラインはJ・ウェルズ・ワイルダー氏という、RSIなどを考案した知らない人はいないほど有名人です。

RSIが初期搭載されているツールが多いですが、当たり前に使えているのはJ・ウェルズ・ワイルダー氏が考案したからに他なりません。超絶凄い人です。

画像をご覧になって頂くと、上から順に赤いラインが3つ、ピンクのラインが真ん中に1つ、緑のラインが3つ並んでいるのが分かるかと思います。

(Daily R3)レジスタンス3=2P-2L+H
(Daily R2)レジスタンス2=P+H-L
(Daily R1)レジスタンス1=2P-L
(Daily Pibot)ピボット値=(H+L+C)÷3
(Daily S1)サポート1=2P-H
(Daily S2)サポート2=P-H+L
(Daily S3)サポート3=2P-2H+L

Rはレジスタンスライン、Sはサポートラインの事で、AUTOPIVOTというインジケーターは自動でレジサポラインを表示してくれるツールといえます。

ピボット値=(H:前日高値+L:前日安値+C:前日NY終値)÷3という算出方法のもと表示されています。

AUTOPIVOT(オートピボット)は有効?

AUTOPIVOT(オートピボット)は、PivotLineを中心に前日の値動きを表示しています。前日の値動きを反映している事から、短期トレード(スキャルピング)に向いているとういう記述をインターネット上で見かけることがありますが、バイナリーオプションにおいては適応されるかどうかは不明です。

では、実際にバイナリーオプションに有効なのかというと、そんな事はありません。

こちらは1時間足のチャートになります。仮にAUTOPIVOTのサイン通りにバイナリーオプションで取引を行ったとしても、エントリーのチャンスは数回しかありません。もっと言ってしまえば、表示を分速足にした場合、チャンスはもっと減るのではないでしょうか(ノイズが多くなる為)。

とはいえ、PIVOTトレード自体が機能していないわけではありません。多くのトレーダーが利用しているインジケーターに変りはありません。

では、AUTOPIVOTはどんな場面で強いのかというと、“レンジ相場”になります。緩やかな相場で機能するインジケーターになります。つまりFXで活きるインジケーターです。

バイナリーオプションのような、取引時間が決められている超短期トレードには向いていません。

 

AUTOPIVOT(オートピボット)が機能する取引方法

AUTOPIVOT(オートピボット)は残念ながらバイナリーオプションでは利用出来ないと個人的に考えています。

では、どういう場面で活きるのかというと、FXで日本時間から日付が変る前の任意のタイミングになります。

まず大前提として、毎日ピボット値は変動します。というのも、前述した通り前日の高値と安値から算出しているからです。なので、基本的に取引終了は日付が変る前の任意のタイミングとなります。

まず、朝起きてチャートをみて、現在値がピボット値より上か下かを確認します。上にあれば下降へエントリー。下にあれば上昇にエントリーという具合に取引していくのがいいのではないでしょうか。

理由としては、レジサポライン3(R3ライン、S3ライン)の間で値動きするという認識のもと作られたインジケーターだからです。取引時間が任意のタイミングであるFXでは機能するでしょう。

 

AUTOPIVOT(オートピボット)の注意点

AUTOPIVOT(オートピボット)を利用する際の注意点を、簡単にまとめます。

必ずしもR1~3、S1~3のラインで反発するわけではない。

強いトレンドや経済指標の影響を受けて、レジサポラインで反発することなく、チャートが動く場合があります。

画像の黄色い部分をご覧になって頂くと、R2で反発することなく陽線を作っている(上昇トレンド)のが分かるかと思います。

このように、絶対にレジサポラインで反発するわけではないので、あくまで目安として利用していきましょう。

 

AUTOPIVOT(オートピボット)はバイナリーオプションで利用可能なのか まとめ

ここまでご覧頂き誠にありがとう御座います。

今回はAUTOPIVOT(オートピボット)はバイナリーオプションで利用なインジケーターなのか、どういう見方をしたらいいのかという内容でした。

AUTOPIVOT(オートピボット)についてまとめると以下の通りです。

・RSIなど有名な為替市場考察を生み出したしたJ・ウェルズ・ワイルダー氏によるインジケーター
・AUTOPIVOT(オートピボット)は自動でレジサポラインをチャート上に表示してくれる
・レンジ相場に強いインジケーター
・バイナリーオプションで利用する事も可能だが、おすすめはしない(個人的見解)
・FXで利用する分には十分効果があるインジケーター
・必ずしもAUTOPIVOT(オートピボット)のレジサポライン通りに反発するわけではない

基本的にMT4(MT5)に搭載されているインジケーターは株取引やFXの為に導入されています。つまり、バイナリーオプションの為に開発されたインジケーターではありません。

にも関わらず、愚直にインジケーターのサインを信じて取引をしては痛い目にあいます。

インジケーター毎に計測期間、算出方法、それらに伴った取引手法が変ってきます。まずはインジケーターがどういうものなのかしっかり把握しましょう。

把握する事で、バイナリーオプションに起用可能かどうかが分かってきます。

また、ツールを利用しなくても十分利益を出す事が可能です。無料レクチャーを行っているので、スマホ環境だけでもバイナリーオプションで勝ちたいという人がいましたら、遠慮なくLINEまでご連絡ください。

以上で今回の記事を終わりにします。
ありがとう御座いました。

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