今回は毎月恒例のアメリカ雇用統計で取引をした結果と収支の公開となっております。
アメリカの雇用統計は世界中が注目し、結果次第では政策が左右されるとも言われています。
つまり、為替相場に大きく影響する経済指標です。
そんなアメリカ雇用統計で取引をした結果、どうなったのかをご覧頂けたら幸いです。
目次
アメリカ雇用統計 過去の結果
本題の12月6日発表の結果を公開する前に、是非過去に行ったアメリカ雇用統計の取引結果もみて頂けたらと思います。
というのも、1年以上アメリカ雇用統計で取引した結果を記録しているからです。
直近3ヶ月になるのですが、当サイト内にて公開しております。
これまで対アメリカ雇用統計での勝率は、”17戦15勝2敗(88%)”と悪くありません。
1年間、アメリカ雇用統計の予想を当てて、勝率100%だったのですが、2019年の7月に外してしまい、そこから難しくなってきました。
原因は米中貿易摩擦によるものが大きいのかなと考えています。
貿易摩擦によって両国の発言も多くなり、相場が荒れるという感じですね。
また、平均時給や雇用者数にも関わってくるでしょう。
早く落ち着いて欲しいものですが、GDP世界一位と二位の争いなのでまだまだ長引きそうですよね。
この先も雇用統計の予想が難しくなりそうです。
12月6日 アメリカ雇用統計の予想と結果
今回の本題である、12月6日に発表されたアメリカ雇用統計の予想と結果を公開したいと思います。
雇用統計 予想
まず、雇用統計は単純に雇用者数の発表だけではなく平均時給や失業率の発表も合わせて行われてます。複合的な要素が絡み合い、為替相場に大きな影響を与えるのが雇用統計になります。
また、雇用統計に影響を与える先行発表があります。
上記経済指標の結果は、雇用統計(NFP)への関係性が深い先行発表になります。
関連発表の数値から、今回の雇用統計の予想を行います。
まず、先行発表で唯一数値がよかったのはISM非製造業の1つのみとなります。
ISM製造業・失業保険4週平均・ADP雇用統計・消費者信頼関数、すべて結果は悪く、はっきりいって今回発表される雇用統計へのポジティブな要素が見当たりません。
なので、今回の雇用統計は結果が悪く、チャートが下降するのではないかと予想をしました。
唯一懸念していたポジティブ要素は、アメリカの株価上昇です。
(https://chartpark.com/usa.html)
ダウ・ナスダック(株価)が好調という点になります。
株価上昇の煽りを受けて、ドル買い傾向というのが唯一懸念されるポジティブ要素でした。
では、結果をご覧下さい。
雇用統計 結果
予想は下降です。
結果は以下の通りとなります。
残念ながら、結果は上昇しました。
上昇した要因は、単純に雇用者数が予想以上に多かったからになります。
こんなにも先行発表がアテにならない事ってあるのかな? と小一時間悩んだ程です。
ADP雇用統計は公務員を含まない雇用者数の統計になります。
それに対して、今回のNFP雇用統計は公務員を含む雇用者数の統計です。
つまり、基本的にADP雇用統計の数値より、NFP雇用統計の数値の方がよくなる見込みです。
ただ、両方にいえる事は、上記画像をご覧になって頂けると分かるのですが雇用者数の増減方向はほぼ一致するという事です。
ですが、画像一番右の部分に注目して頂きたいのですが、今回ADP雇用統計の数値が悪かったにも関わらず、NFP雇用統計の数値は驚くほどよかったという事です。
ここまで乖離すると、次月修正また修正が入り難しい予想になるのではないでしょうか。
まとめ
ここまでご覧頂き誠にありがとう御座います。
今回は毎月恒例となった、アメリカ雇用統計の結果についてとなります。
収支に関してですが、10戦0勝10敗でマイナス200万円の損失となりました。
12月に入って、気持ちのいい相場が続いておりません。
雇用統計でも、かなり大きなマイナスを出してしまったので、12月残りをいい結果で終わらせる必要があります。
生徒さんに利益が出るよう、私自身利益が出せるように気合入れて勉強していけたらなと見つめ直しました。
12月、米中貿易摩擦がまだ収まる気配がありません。
今後の発表も荒れる事が予想されるので、トレーダーの皆さん注視して取引を行っていきましょう。
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