今回は初心者向けに、簡単なテクニカル分析のやり方をご紹介します。
というのも、バイナリーオプションは為替相場取引です。
為替相場取引といえば想像するのは、以下のような画面ではありませんか?
(出典元:https://ameblo.jp/daytradepc/)
モニターを複数個用意して、MT4でいくつもチャートを表示し、取引ページを出して、、、というのをイメージする人が多いのではでしょうか?
これらは、為替相場取引歴が何年もの人が作る環境であって、初心者の人がいきなりやるものではありません。
また、この環境じゃないと勝てないといわれても、モニター6個にそこそこスペックの高いパソコンを用意できませんよね。
このような環境じゃなくても取引を行い利益を出す事は可能です。
では早速、初心者でも簡単に出来るテクニカル分析をご紹介します。
目次
テクニカル分析とは
テクニカル分析は、為替相場の値動きは過去の値動きに酷似して変動する、という点に焦点を当てて予想及び分析をする事です。
つまり、チャートに“現在の値動き”と“過去の値動き”を表示させて、“未来を予想”して取引を行なっていきます。
上記画像のように何本も線が表示されたチャートを目にした事があるかと思いますが、これが過去の値動きと現在の値動きを表示した画面になります。
テクニカル分析と言っても、取引手法は数多く、トレーダーによってはモニターを複数個利用して取引を行う人もいます。
ですが、根底は“現在の値動きに過去の値動きを表示して取引を行う”と、同じことを行っております。
テクニカル分析のメリット
テクニカル分析を行うメリットは、“過去の値動きを可視化させて取引を行う事が出来る”ので、初心者でもエントリーポイントを目で見て確認することが出来ます。
また、多くのトレーダーが利用している事からも、テクニカル分析の分析結果には信憑性があるといえます。
テクニカル分析のデメリット
テクニカル分析を行うデメリットは、“必ずしも過去の値動き通りにはならない”という点になります。
為替相場は確かに、過去の値動きと似た動きをします。
ですが、必ず同じ結果になるわけではありません。
初心者でも分かるテクニカル分析
テクニカル分析のメリットとデメリットをお伝えしましたが、圧倒的にメリットの方に比重があります。
つまり、テクニカル分析を覚えて損はありません。
ですが初心者は、テクニカル分析をやる為に、何をしたらいいのかわかりませんよね?
なので、テクニカル分析を始めるまでからお伝えします。
MT4・MT5をダウンロード(インストール)
https://forexsbuzz.com/バイナリーオプションの攻略方法を実践する前に/
まず、テクニカル分析を行うためには、過去の値動きを表示させるツール、MT4/MT5をダウンロードしてインストールする必要があります。
ツールと聞くと、「え? 何十万もする高いやつ?」と思う人がいるかも知れませんが、そんな事ありません。
MT4・MT5は無料で提供されているのもあるので、無料のMT4MT5をダウンロードしてインストールしましょう。
MT4・MT5の設定
MT4・MT5をインストールしたら、次ぎは設定になります。
設定といっても取引手法によって、表示させるインジケーターが違ってきます。
今回はMACDとRSIを利用した取引を行うので、MACDとRSIの設定からしていきましょう。
MACDの表示設定
上記画像はまだ何も設定されていない(チャートはローソク足表示)MT4になります。
まずは、左側のナビゲーター内にある“MACD”をクリックしましょう。
クリックすると、新しい設定フォーマットが開かれるので、デフォルトの状態でOKをクリックします。
すると、チャート下部に波状の白いグラフと赤いグラフが表示されます。
これが、MACDになります。
これだと私は見づらいので、表示をlineに変更します。
修正を押してLINEに変更すると、下の画像のように2本の線グラフ表記になります。
これでMACDの表示設定は完了です。
RSIの表示設定
MACDの表示設定が完了したら、次ぎはRSIの表示設定になります。
MACDと同じようにMT4内にある、ナビゲーター内にある“RSI”を選択します。
クリックすると、MACD同様設定フォーマットが開かれるので、“期間14日(デフォルト)”でOKを選択します。
期間についてですが、人によっては9日など短い期間を設定しますが、期間を短くすると”騙しサイン”が多くなります。
騙しサインに振り回されないように、MACDを利用していくので、デフォルトの14日で問題ありません。
画面下部にRSIが表示されたら準備完了です。
テクニカル分析取引のやり方解説
今回はMACDとRSIを利用して取引を行います。
まずはMACDとRSIがどういったインジケーターなのか説明します。
・エントリーポイントの見極め
・トレンドの強さ
・トレンド転換ポイント
上記の判断に利用可能なインジケーター。
・相場の売られすぎ、買われすぎの判断に利用可能なインジケーター。
MACDとRSIの相性はとてもいいので必ず併用しましょう。
今回の取引手法は、“MACDでトレンド転換を読む逆張り”になります。
MACDのサインの信憑性を確かめるために、RSIで相場の買われすぎ売られすぎをみていきます。
トレンド転換のタイミングは、“MACDがシグナル線を下から上に突き抜ける動きをすると相場上昇のサイン=ゴールデンクロス”と“MACDがシグナル線を上から下に突き抜ける動きをすると相場下降のサイン=デッドクロス”になります。
このたった2つだけなので、初心者でも分かりやすいテクニカル分析取引の手法となっています。
ゴールデンクロスとデッドクロスでトレンド転換を読んで、取引を行っていきましょう。
実際の取引画面
では早速取引をしていきましょう。
利用サイト:FXbinary
取引相場:USD/JPY(ドル円相場)
投資金額:1000円
取引回数:10回
1万円分の取引で、どのくらい勝率があるのか、というと以下の通りです。
成果:10戦8勝0敗2引き分け
勝率:80%
利益:+6400円
損失:0円
収支:+6400円
かなりいい成果になります。
MACDとRSIを利用した取引の注意点は、“MACDの騙しサインに気をつける事”になります。
MACDは、前述した通り、シグナル線を下から上に突き抜けるか、上から下に突き抜けるかを見て、取引を行っていきます。
ですが、突き抜ける角度が弱いと、MACDのサイン通りにチャートが動くかどうか分かりません。
今回エントリーしたタイミングを例に出すと、以下の通りです。
赤い○で囲んだ部分をご覧いただくと、シグナル線を鋭角に突き抜けているのが分かると思います。
チャートもセオリー通り、上昇しているのが分かりますね。
MACDで取引をする場合、ゴールデンクロス・デッドクロスになる際の交差する線の角度が鋭いかどうかに注視してみてください。
騙しサインだった場合、
MACDがシグナル線を下から上に突き抜けていても、交差する角度が浅いと、チャートも上がりきらないという事が起こります。
MACDでエントリーをする際は、必ずクロスする際の角度を気にしましょう。
まとめ
ここまでご覧頂き誠にありがとう御座います。
今回ご紹介したのは、初心者でも簡単に取り組めるテクニカル分析のMACD+RSIの取引方法になります。
RSIの説明が不十分だったかも知れませんが、買われ過ぎのサインが出ている時にMACDでゴールデンクロスが起きても信用しないように注視しましょう。
逆も然りです。
RSI相場が売られすぎで、尚且つMACDでゴールデンクロスがおきた際に上昇取引。
RSI相場が買われすぎで、尚且つMACDでデッドクロスがおきた際に下降取引。
こんな具合に取引をしていくと、勝率も安定していくと思います。
他にも移動平均線を利用した取引方法や、ボリンジャーバンドを利用した取引方法でも、利益を出す事が可能です。
取引手法を覚えている数が多いに越したことはありません。
まずは簡単なテクニカル分析から覚えて、取引をしていきましょう。
以上で今回の記事を終わりにします。
ありがとう御座いました。
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