今回は、デモ口座でバイナリーオプションの練習をしたのに勝てない。という人に向けて、勝てない理由を解説していきます。
なぜ、バイナリーオプションでデモ口座を利用して取引練習をするのかというと、バイナリーオプションはお金を使って、お金を稼ぐ為替相場取引だからです。
「バイナリーオプションをいきなり始めるのは怖いから、一回練習したいな。」
為替相場取引に触れた事のない初心者は、練習をしてからスタートしたいと思う人が多いのではないでしょうか。
実際、バイナリーオプションをするにあたり不安になっている初心者向けに、デモ口座で取引練習してもいいですよと、デモ口座を提供してくれる業者があります。数日間デモ口座で取引をして、取引ルールややり方を練習して、本番環境に移って取引したはいいけど勝てない。という初心者が多いのではないでしょうか。
原因はデモ口座環境と本番環境との違いにあります。
今回はその違いにスポットを当てたいと思います。
目次
バイナリーオプション デモ口座とは
デモ口座は前述した通り、“業者が提供している練習用の取引プラットフォーム”になります。練習用なので、“自分のお金で取引をしない”というのが特徴ですね。
勿論、デモ口座でいくら取引をして勝ったとしても利益にはなりません。しかし、損失が出る事もありません。
完全にバイナリーオプション及び、その業者がどういうプラットフォームなのかを確認する用になっています。
これからバイナリーオプションを初めてみようかな、という人向けに作成されているので、初心者がデモ口座で練習してから本番環境に移ってみてもいいかも知れません。
バイナリーオプションのデモ口座を提供している業者
デモ口座を提供している業者は多くありませんが、おすすめの2社をご紹介できたらと思います。
ハイロードットコム(high&low.com/ハイローオーストラリア/ハイローマーシャル)
日本人利用者が断トツで1位のハイロードットコムさんが提供しているデモ口座。
(2枚目の画像は個人のリアル口座になりますが、デモ口座も同じです。)
口座残高に100万円分用意されていて、100万円分は自由に練習できます。ですが、ブラウザを再起動もしくはキャッシュの削除をするとまた100万円の取引が可能になっています。
実質無限に練習ができます。
WCB・World Crypto Binary(ワールドクリプトバイナリー)
WCBは最近スタートしたばかりの海外バイナリーオプション業者です。
一番新しいバイナリーオプション業者なだけあって、4窓やトレンドラインを引いたりといったインジケーターのように多機能なプラットフォームです。
ひと目見ると、ごちゃごちゃして操作が難しそうだなと思う人もいるかも知れません。ですが、実際はシンプルで分かりやすいプラットフォームになっています。
WCBのデモ口座も、ハイロードットコムと同じく実質無限に取引が可能となっております。
今後テクニカル分析を勉強していきたい。という人向けのデモ口座になります。
デモ口座では勝てたのに本番環境で勝てない理由
私に相談される人の中に「デモ口座で取引している時は勝てたのに、リアル口座で勝てなくなりました。」というご連絡を下さる人がいます。
デモ口座もリアル口座も同じなのだから、勝ててたのが勝てなくなるっておかしくない? と思う人もいるのではないでしょうか。基本的にデモ口座とリアル口座での違いはありません。
ですが、デモ口座では勝てて、リアル口座では負けてしまう理由があります。
ハイローのデモはアテにならない
ハイロードットコム(high&low.com/ハイローオーストラリア/ハイローマーシャル)は、日本で一番人気の高い海外バイナリーオプション業者です。利用者数は間違いなくNo.1でしょう。
ただし、デモ口座に関してはアテにならないのではないかとう検証がいくつかネット上に掲載されています。
私も過去に検証を行い、記事に書き起こしたのですが、残念ながらなくなってしまいました。
結論から言うと、ハイローはデモ口座とリアル口座のチャートに若干のズレがありました。ですが、微々たるもので練習として利用する分には問題ありません。
それよりも、ハイローはデモ口座もリアル口座も“大きなスベリ(ズレ)”が生じるとの事です。
まだ検証出来ていないので、今度MT4を立ち上げて比べてみたいと思います。
デモ口座とリアル口座の業者が違う
デモ口座をハイローで開設して、リアル口座を別の業者で開設した場合、利益に繋がりにくいです。その理由は、業者側がリースしているチャートが違うからです。
ん? お前何言ってんの? 頭大丈夫?
と、いらぬ頭の心配をされてしまいそうですが、為替相場及びチャート
例えばですが、
ハイロー:A社の提供している為替チャートをリース。
WCB:B社の提供している為替チャートをリース。
ハイローのデモ口座で取引をして、本番環境をWCBにすると、見ているチャートが違う会社のものになります。チャートをリースしている会社によって、引っ張ってくるソースが違ってくるので、若干のズレが出てきてしまいます。
ちなみにテレビなどで利用されるチャートはかなり高性能らしく、月間数100万円のリース代がかかるというのを耳にした事があります。(本当かどうかは知りませんが)
デモ口座からリアル口座に移行するのであれば、デモ口座を開設した会社をそのまま利用するのが一番でしょう。
メンタル面の違い
デモ口座ではかなり勝率よかったから。
デモ口座で勝てたからリアル口座でも余裕でしょう。
上記のような、甘い考えでリアル口座で取引を行うと痛い目に遭います。
というのも、デモ口座は画面上ではお金が動いているように見えますが、実際利益になる事も損失になる事もありません。言ってしまえば〝お遊び〟です。
ですが、本番環境のリアル口座では、実際に自分のお金が増えたり減ったりします。実際に自分のお金が動くというのは、メンタル面にかなり影響してきます。
メンタル面に影響されるという事は、デモ口座で出来ていたフラットな状態での取引が出来なくなるという事です。デモ口座だったらエントリーしないような相場でポジションを持ったり、大きな利益を狙ってエントリー回数が多くなってしまったり、勝てる相場で損失を怖がって取引をしなかったり。。
デモ口座で勝てていたのに、リアル口座で勝てなくなる大きな原因は“メンタル面”になります。デモ口座では絶対に体験できないのが“実際のお金の動き”です。スタートからリアル口座で取引をしていたら、リアル口座がデフォルトの状態になるので、メンタル面へのダメージを軽減してくれます。
必ずしも、デモ口座で取引をしてからリアル口座に移行したほうがいいという訳ではありません。
デモ口座で練習してても勝てない理由 まとめ
ここまでご覧頂き誠にありがとう御座います。
今回のデモ口座では勝てたのにリアル口座では勝てない、という内容は如何でしたでしょうか?
初心者はビビって自分のお金が減ってしまう恐れのあるリアル口座からスタートしないで、デモ口座からスタートしようという人が多いと思います。ですが、デモ口座で勝てたからリアル口座で勝てるとは限りません。
また、必ずしもデモ口座で取引練習をしてからリアル口座に移行したほうがいいという訳でもありません。とはいえ、初心者がいきなりリアル口座で取引するのは怖いと思う気持ちは分かります。
なのでリアル口座で取引をする“最低条件は前知識、やり方を取得しておく必要があります。”
デモ口座からのスタートにしても、リアル口座からのスタートにしても、バイナリーオプションへの知識は必須です。勘を頼りにしないで、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった勝てる知識を取り入れて、バイナリーオプションで取引を行っていきましょう。
以上で今回の記事を終わりにします。
ありがとう御座います。
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